ZZ MAGAZINE

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タイヤと頭をつなぐ二等辺三角
03.21.2014

 

この画像は、新しいTommykaira ZZを真横から見たものです。
前後のタイヤとドライバーの位置関係は、どのように見えるでしょうか?
(床のラインに目を向けると、クルマの造形に影響されにくくなります)

head-position

ちょうど前後タイヤの真ん中あたりに、ドライバーの頭が位置していませんか?
これは偶然の産物ではなく、フレームの設計段階から意図されたものです。

では 視覚的に、その位置関係がわかり易くなるよう、
前後のタイヤの中心と、ドライバーの目の辺りをつないでみましょう。

isosceles-triangle-2-

タイヤをつなぐ直線を底辺に、ほぼ二等辺の三角形が描けるのがわかるはずです。

この位置(前後タイヤの真ん中)に ドライバーが位置することで、
スポーツドライビングを楽しむ上での 大きなアドバンテージが生まれます。

4つのタイヤに対して、ドライバーがどこに位置して重力を感じ取るのか?は、
タイヤのグリップや足回りの挙動を感知する上で、非常に重要な要素です。
言い換えるなら「4つのタイヤに どこから指令を与えているのか?」…
こう考えると、イメージし易くなるかもしれません。

もちろん、クルマの運動性能に力学的な影響を与えるのは、
ドライバーの重さ(通常は少なくとも50〜60kg以上)がどこに位置するか?です。
しかしそれ以上に、クルマの挙動をどの位置で感知するのか?は、
人間の感覚にとって、重要なポイントとなってきます。

ZZのハンドルを握る際、こんなことを考えながら(感じながら)乗ってみると、
スポーツカーらしさの一端を、より鮮明に感じとることができるはずです。