ZZ MAGAZINE

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フェンダーアーチ
09.27.2013

 
4 mを切るほどのコンパクトな全長(3,870 mm)に対して、
Tommykaira ZZの全幅は意外と広く感じるかもしれません。

これはコーナリング時の安定性に関わる値、
すなわちトレッド幅(左右のタイヤの中心点を結んだ距離)と大きく関係しています。

front-face

トレッド幅の広さはコーナリング性能に直結するため、
モノコックフレームよりも左右に張り出すようにタイヤが配置されています。

そのタイヤを覆うようにデザインされたZZのボディ全幅(ドアミラーを除いた幅)は 1,740 mm。
フロントウィンドウ幅は軽自動車並みにもかかわらず、
前後のフェンダー部分で、1,700 mmを超える3ナンバーサイズとなります。

乗員用スペースはフロントウィンドウと同程度の幅ですので、
運転席に身を沈めると、左右のボリューム感がより伝わってくるはずです。

そのため、ZZ特有の低い座面や厚みのあるドアと相まって、
車庫入れなどの場面では、ドライバーにちょっとした慣れやコツを要求することも考えられます。
ただ車幅そのものは特別広いわけでもなく、
全長やホイールベース(2,370 mm)も短い車両ですので、すぐに慣れる程度のものでしょう。

それよりも、このショートホイールベースとワイドトレッドこそ、
ドライバーを夢中にしてくれるZZのハンドリングを生み出す一因です。

そこで次回は、
ハンドリング特性を左右するホイールベースとトレッドの関係(比率)について、お話しようと思います。