ZZ MAGAZINE

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ルーフレスの開放感
05.16.2014

  すっかり季節も春に移り変わり、初夏を思わせる青空が広がり始めました。 日も高くなり、オープンカーが恋しくなる季節ではないでしょうか? ZZを駆り出して「ちょっとそこまで 気ままなドライブ」 と言うのも、春や初夏らしい選択かもしれません。 柔らかな日射し、抜けるような青い空、頬をなでる涼しい風… そんな季節だからこそ、ルーフレスの開放感が格別です。 blue-sky ルーフだけでなくサイドの窓も持たないことで、 デザイン的にも機能的にも、重心を下げることに貢献しています。 しかし、日常での使用を考えた場合、 ZZのようなオープンボディは、雨風を凌ぐのに全く不向きな形状です。 ただ、もともと「公道を走るレーシングカー」を目指して作られたZZに、 そうした快適性や使い勝手の良さを求めるのは、どこか “もったいない” 気がします。 レーシングライクな非日常を感じられるクルマだからこそ、 気候の穏やかな時期や天気の良い日を狙って走らせる… そんな有意義な瞬間を楽しんでもらいたいと思っています。 そんな使い方を考えると、 全てがダイレクトに感じられるルーフレスだからこそ、 風も日射しも香りも、非日常のドライブを演出する要素になってくれるはずです。 鍛え上げた体ひとつで、 ロードバイク(ロードレースなどに適した軽量な自転車)を 体力の続く限り 漕ぎ続ける感覚… リザーブタンクへの切り替えで 一瞬の息継ぎをするまで、 (多くが燃料計を持たない自動二輪では、この行為が給油の合図になることも多い) タンデムシートに鞄の一つでもくくり付け、 気の向くままに自由に走り続けるバイク(モーターサイクル)。 エアコンを持たず、ブレーキの油圧サーボもパワステも削ぎ落としたZZは、 まさに二輪車を駆るような感覚に近いのかもしれません。 「ルーフレスの開放感」… オープンカー好きには言うまでもないような、当たり前の感覚かもしれませんが、 屋根がないことが つい気になってしまうような方は、 ぜひ一度、この季節に オープンカーに乗ってみて欲しいと思います。 頭上に空が広がる開放感が、 日常から 心を解き放つ手助けしてくれるのではないでしょうか?